井谷家は、旧吉田藩領鍵山・日向谷村の庄屋をつとめた旧家でした。
1890年(明治23年)市町村制実施により、日向谷村、鍵山村、父野川村、上大野村が合併して日吉村(現鬼北町日吉地区)が発足したとき、23歳で初代日吉村長となり、北宇和郡会議議長、県議会議員を努めました。
正命氏は巨額の私財をなげうって、道路の開設に奔走。現在の下鍵山の街並みは近隣町村にも見ることのできない道幅の広さと、整然な街並み、当時としては、画期的なことだったことはいうまでもありません。
また、1906年(明治39年)5月には県知事の認可をうけ、私立日吉実業学校を設立。尋常小学校卒業者を対象に4年間で農業・林業育成を目的としました。
旧日吉村の歴代村長、議員などの役職者には、同校出身者が多く、村の発展に大きく貢献しています。
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